Atlas Runa
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About this story

Atlas Runa adapted the traditional Japanese folktale Crane Wife into Japanese for language learners.

Crane Wife

Crane Wife — watercolor illustration of a woman weaving luminous white cloth at a wooden loom.

鶴の恩返し

むかし、雪の多い村に、よへいという若い男が住んでいました。ある夕方、家へ帰る道で、つるの声を聞きました。白いつるが、雪の上のわなにかかっていました。よへいは、ゆっくりつるの近くへ行きました。
よへいはわなを開き、つるの足を自由にしました。つるは一度よへいを見てから、白い空へ飛んで行きました。
戸の外には、つうという女の人が立っていました。つうは「雪の中で道に迷いました。今夜、ここで休んでもいいですか」と聞きました。よへいは、つうを家の中へ入れ、あたたかい食事を出しました。
数日後、つうはよへいの妻になりたいと言いました。よへいはよろこび、二人の生活が始まりました。
二人は幸せでしたが、お金も食べ物も少ししかありませんでした。ある日、つうは「糸を買ってください。美しい布を作ります」と言いました。よへいが糸を持って帰ると、つうは小さな部屋に入りました。「仕事が終わるまで、ぜったいに中を見ないでください」と言いました。
三日間、部屋からはたの音が聞こえました。三日目の夜、つうは美しい布を持って出てきました。布は雪のように白く、月の光のようにかがやいていました。
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よへいが町で布を見せると、商人が高いねだんで買いました。商人は、同じ布をもう一まいほしいと言いました。よへいは、つうにもう一度たのみました。
つうは「今回も中を見ないでください」と言いました。二日目になると、部屋の音が弱くなりました。よへいは心配になり、戸のすき間から中を見ました。
部屋には女の人がいませんでした。あの白いつるが、自分の羽を一本ずつぬいて布をおっていました。よへいは約束をやぶりました。すぐに、そのことが分かりました。
つうは部屋から出ると、悲しそうによへいを見ました。「あの日、あなたが助けたつるは、わたしです」と言いました。「あなたといっしょにいたかったです。でも、もうここには残れません」と言いました。よへいは何度もあやまりました。
しかし、つうの体は白いつるのすがたにもどりました。つるは、まだ終わっていない布をよへいの前に置きました。そして、雪の空へゆっくり飛び立ちました。よへいは、白いつばさが見えなくなるまで空を見ていました。家には、静かなはたと、最後の布だけが残りました。

Comprehension Quiz

よへいは、雪の上で何を助けましたか?

つうは、よへいに何を約束させましたか?

つうは、何を使って布をおりましたか?

約束がやぶられた後、つうはどうしましたか?

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