Atlas Runa
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About this story

Atlas Runa adapted the Sicilian folktale Three Admonitions into Japanese for language learners.

Three Admonitions

Three Admonitions — watercolor illustration of a Sicilian traveler recognizing his wife and grown son outside their cottage.

三つの忠告

むかし、一人の男が妻を村にのこし、遠い町で何年も働きました。男が村を出た時、妻にはもうすぐ子どもが生まれるところでした。家へ帰る日、主人は男に聞きました。「給料と三つの忠告の、どちらがほしいですか。」男は忠告を選びました。
主人は言いました。「一つ目。古くても安全な道を歩きなさい。近そうに見える新しい道へ行ってはいけません。」
「二つ目。年を取った夫と若い妻の家では、よく気をつけなさい。あやしいことがあれば、泊まってはいけません。」
「三つ目。おこっても、真実を知る前に行動してはいけません。」
主人は旅のための大きなパンも渡しました。「このパンは、家に着いてから家族と開けてください。」
途中で、旅人たちは「こちらの方が近い」と言って、新しい道へ入りました。男は一つ目の忠告を思い出し、古い道を歩きました。後で、新しい道には、旅人のお金を取る男たちがいたと聞きました。
次の夜、男は一けんの家に泊まろうとしました。家には年を取った夫と、その若い妻がいました。
男は、若い妻が家の裏で知らない男と話しているのを見ました。妻は小さな声で言いました。「客がねたら、裏の戸を開けます。客のお金を取ってください。」
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年を取った主人は何も知らず、部屋でねていました。男は二つ目の忠告を思い出し、その家を出ました。
後から来た別の旅人が、その家に泊まりました。夜中、若い妻が裏の戸を開けました。外の男が入り、旅人をおそってお金を取りました。旅人はその夜、命をなくしました。
次の朝、男は村の人から、その話を聞きました。二つ目の忠告が男の命を守りました。
何日か後、男は家に着きました。まどから中を見ると、妻が知らない若い男をだきしめていました。
男はひどくおこり、すぐに二人をせめようとしました。しかし、三つ目の忠告を思い出しました。男は家に入り、まず妻の話を聞きました。
若い男は、旅に出た後で生まれた息子でした。男は妻と息子をだきしめ、三つ目の忠告に感謝しました。
最後に、三人で旅のパンを切りました。すると、パンの中から、男が何年も働いて得た給料が全部出てきました。主人は忠告だけでなく、お金も男に返していたのです。

Comprehension Quiz

男は給料と三つの忠告のどちらを選びましたか。

三つ目の忠告は何でしたか。

旅のパンの中には何がありましたか。

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